2月に「小口梅平地区の住民からのメール」という記事を掲載しましたが、この記事は、その続編です。8月13日に下記のような内容のメールを受け取りました。-----------------------小口梅平の※※(本人の希望で匿名)さんからのメール松井幹彦様大変ご無沙汰しております。小口梅平の※※です。HPとブログはいつも拝見しています。2月に掲載をお願いした際はありがとうございました。あれから半年が経ちましたが、梅平では、以降、月1回程度のペースで、5回の説明会が開かれました。その後の県とのやり取りの資料を、前回と同じようにブリーフケースに公開しました。もしも、また、ご協力いただけるのでしたら、前回と同じように公開窓口として紹介していただけると、梅平として大変助かりますのでご検討よろしくお願い致します。必要でしたら、以下文書をお使い下さい。****ここから**********************************那珂川町小口梅平地区の住民です。報道などでご承知の通り、梅平地区では、最終処分場の搬入路建設見直しを2月に県に要望し、それ以降、県による説明会(話し合い)が5回行われました。那珂川町発展計画のHPでは2006年2月21日に、「梅平からのご報告」という処分場搬入道路に関するレポートを掲載していただきましたが、それ以降の県と梅平とのやり取りは、新聞報道以外に公開されず、現在どうなっているか関心のある方も多いかと思います。梅平としては、県との話し合いを密室化させないために、広報や県のHPへの議事録の公開などを求めましたが、実現していません。しかし、近隣地域では、梅平との話し合いに関心がある方々も多い様なので、梅平以外の町民が傍聴できるよう強く要望したところ、第4回から実現し、第4回で4人、第5回で14人の傍聴者が参加しました。ここで、那珂川町の皆様に、梅平地区の行動をご理解していただくと共に、この問題を自らの頭で考え判断するきっかけにしていただく為に、これまでの県や町とのやり取りをまとめた資料を公開いたしますのでご覧下さい。なお、このサイトは、次回の説明会の傍聴参加申し込み窓口ではありませんので、ご関心のある方は、直接、お知り合いの梅平地区の住民にご相談ください。私たちの活動では、「梅平地区にだけは搬入道路は通して欲しくない」と言う地域エゴではなく、民主的で健全な行政の活動を求めることと、住民自らの問題を自分の頭で考え判断する為にも「ガラス張りの情報公開」が必要と考えています。それが、未来の子孫に負の遺産を残さずに、住民主体の住みやすい街づくりにつながると考えています。公開資料> http://briefcase.yahoo.co.jp/bc/koguchiumedaira/lst?&.dir=/119c&.src=bc&.view=l****ここまで**********************************以下は、私(管理人注:小口梅平の住人)の私見も交えた、もう少し詳しい報告です。■私たちは当初から、搬入道路が梅平でなければならない理由を知るために、合理的な根拠や検討した経緯などを求め、それを引き出すための準備を行い、何時間も話し合いを行いましたが、県からの説明は、毎回、抽象的で容認できませんでした。しかし前回の説明会で、当然あるであろう、検討過程の具体的資料などの公開を求めたところ、「利害関係があるので見せられない」とか、「未成熟な情報は開示請求されても見せられない」とか言い始めたのです。つまり、県はこちらが何を欲しいか当初から知っていたにもかかわらず、核心には触れずに話をはぐらかし続けたのです。これが、「最終処分場の4つのコンセプト」のひとつに謳われている「地域との情報の共有(・・・積極的に情報を公開する地域に開かれた処分場・・・)」の実態なのかと思うと本当に不安を感じます。■処分場を作る理由になっている「北沢の不法投棄」現場は梅平のすぐ近くなので、早急な応急処置などを求めてきました。そこで、県にいろいろな質問をしたり、いろいろな資料を調べてみると、どうも、「全量撤去」しなければならないほど、ひどい汚染状況でなないのでなないかと考えるようになりました。町の広報で、「北沢不法投棄解決のために」という住民説明資料が掲載されていますが、あれはあくまでも県が作成した資料そのままで、事業を行いたい県に都合の良い事しか書かれていません。事実、旧馬頭町民には周知の通り、平成15年の「北沢地区不法投棄物適正処理検討委員会」で専門家や住民も含めた20人の委員が8回(合計約34時間)も議論を重ねた結果、「不法投棄物は現状のままとする」案と「不法投棄物は最終処分場で処理する」案に意見が分かれましたが、委員の数としては前者9名に対して後者8名と、必ずしも、後者の案が大多数を占めた訳ではありませんでした。(しかしその後、町長を中心とした役場では「処分場建設による処理」を決定してしまい、今に至っています。)http://www.town.tochigi-nakagawa.lg.jp/gyousei/taisaku/taisaku.htmお忙しいところ申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。前回の個人情報に関する御配慮、ありがとうございます。今回も、個人が特定できる内容についてはお控えいただけるようお願い致します。-----------------------(ここまで)小口梅平の※※さんからのメールこのメールに対して、私から下記のような返信をしました。上記メールの送信者の希望通りに指定の記事を掲載する気にはなれなかったからです。というのは、前回にも書いたことですが、発言をするのなら匿名ではなくきちんと身分を明かして主張しましょうというのが筆者のスタンスだからです。とくに廃棄物処分場問題のように政治的に微妙なテーマについては、責任を持って発言することが必要でしょう。流言飛語に惑わされないためにも、また流言飛語を作り出さないためにも、確実で正確な情報を掲載したいと思っています。ただし、どうしても名前を表に出したくないということがあるかもしれません。次善の策として、前後のいきさつなどを含めて提示することによって、読者が自分の頭で考え、判断することができます。実は、もうひとつ重要な理由があります。下記のメールにも書いたのですが、後半の個人的な主張にこそ価値があると思ったからです。私としては、こちらの方をむしろ記事として取り上げたかったのです(なおこの部分に関して私と小口梅平の※※さんとのあいだに何度かのメールのやりとりがありました。その経過も掲載したかったのですが、了承がとれませんでしたので、筆者のブログの方で概要のみ報告します(→ 管理人のブログ)。そちらも、ぜひご覧ください)-----------------------松井幹彦からの返信※※さまこんにちは、松井幹彦です。メールありがとうございます。さっそく掲載したいと思いますが、前回とおなじようにメールの本文を含めて(ただし名前の部分は伏せて)の掲載ではいかがでしょうか。というのも、後半の「※※さんの意見」や「詳しい報告(検討委員会のことなど)」の方が価値があるように思えるからです(臨場感もあるので、読んだ人も興味を持ち、説得力も増すと思います)。あと、PDFが3つありますが、「その2」と「その3」はファイルサイズが大きすぎるように思えます。内容からいくともっとサイズを縮小できると思いますが、パスワードが設定してあり私の方では編集(サイズの変更)できません。(このファイルサイズではブロードバンドでもだいぶ待たされると思います。)以上の2点につき、ご検討いただけないでしょうか。よろしくお願いいたします。-----------------------(ここまで)松井幹彦からの返信上記のやりとりの結果、最終的にこのような内容の公開となりました。PDFに関しては、サイズを縮小したものが用意されましたので、下記に収録しておきます。→ 公開資料(PDFファイル:約1.6MB)また、このメールのやりとりの中にある「北沢地区不法投棄物適正処理検討委員会」(平成15年)の議事録(全8回)と町長への答申も収録しておきます。答申の内容は次のようになっています。-----------------------答申書(要約)● 意見書1(結論)北沢地区の不法投棄物は、現状のまま安定化を図ること。そのためには、県営備中沢産業廃棄物最終処分場の建設要請は白紙撤回すること。 …… 支持者9名● 意見書2(結論)北沢地区不法投棄物処理は県営備中沢最終処分場により処分すること。そのためには、応急対策は即急に実施すること。 …… 支持者7名● 意見書3(下記の条件以外は意見書2と同じ)(条件)最終処分場設置場所の選定に際しては、栃木県全体の問題として県等の専門委員会で検討する必要があり、環境共生型最終処分場のあり方を含めて、慎重に検討することを強く希望します。 …… 支持者1名-----------------------答申書の要約はここまで議事録と答申書のPDF→ 第1回議事録(15ページ:84KB)→ 第2回議事録(39ページ:486KB)→ 第3回議事録(37ページ:265KB)→ 第4回議事録(33ページ:222KB)→ 第5回議事録(37ページ:467KB)→ 第6回議事録(44ページ:512KB)→ 第7回議事録(70ページ:718KB)→ 第8回議事録(154ページ:約1.4MB)→ 答申書(18ページ:389KB)(松井幹彦の注釈)議事録は非常に興味深い内容です。とくに最終回(長いです!)の白熱した討論は一読の価値があります。町の将来も含めて環境行政のあり方を真剣に模索していて、委員の方の努力には頭が下がります。もう一度この答申を見直し、この答申の内容を尊重することが必要だと思います。
このサイトの管理人の松井幹彦です。次のようなメールをいただきました。----------------2006/02/20 15:40松井さまたまにHPを拝見し、那珂川町の発展のためにという熱意を感じています。私は、馬頭処分場建設地に近い小口梅平地区の住民です。報道等でご承知かもしれませんが、梅平地区では住民一同が勇気を振り絞り、搬入道路建設反対と処分場建設への疑問を県と町に投げかけました。報道などでは、表面的な内容しか伝わっておりませんので、他地域の方々に梅平の立場をご理解して頂くべく、そのような行動に出た経緯と行政とのやりとりを報告書として取りまとめました。この報告書は梅平の住民が手分けして、周辺地域へ配布しておりますが、多くの方々にご理解頂くべく文書データ(PDF)を以下アドレスにも公開いたします。那珂川町の発展には、良くも悪くも処分場の影響は無視できないと思いますので、貴サイトが中立的な立場であるのでしたら、この文書を公開する窓口として利用させていただけると大変助かります。梅平からのご報告.pdf http://briefcase.yahoo.co.jp/bc/koguchiumedaira/lst?.dir=/文書をご覧頂き、ご理解いただけるようでしたら、ご協力お願いいたします。梅平住民 ※梅平の活動は住民一同の総意であり、私はあくまでも貴サイトに対する折衝担当で、処分場にかかわる議論について直接はできかねますので、ご了解おねがいします。----------------ここまでそれにたいする私の返信です。 こんにちは。 那珂川町発展計画の松井幹彦と申します。 ご連絡ありがとうございます。 PDFの方も読ませていただきました。 ところで、こちらのメールにも、チラシのPDFにも代表者の方のお名前や連絡先 の記載がありません。 那珂川町発展計画のホームページに掲載するためには、少なくともホームページ の責任者である私(松井幹彦)には代表者の方のお名前と連絡先を教えていただ く必要があります。メールアドレスも無料で取得できるhotmailになっています ので、確認させていただく次第です。 お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。すぐに返事が来ました。----------------2006/02/21 11:46松井様早速のご返答ありがとうございます。代表者の件ですが、このチラシにも触れましたとおり、住民一同の総意として動いています。これまで、地域住民から反対したくとも声があがらなかったのは、推進する方々の様々な圧力を恐れているためです。私たち梅平住民もその1人でしたが、皆で声を上げればその圧力も分散され、他地域に広がれば、大きな力となると考えて、あえて、リーダー的存在は作らずに活動しています。表面的には、組の班長が代表となり、県との連絡の窓口になっています。ただその方は、PCは使えないので、とりあえず私が動いている状態ですので、大変申し訳ございませんが、代表者の名前や連絡先は控えさせてください。その上で、ご理解いただければ、掲載お願いいたします。実は、今週24日(金)が、小口地区の説明会で、その際もメディア取材等も予想され、大きな問題と広がってゆくと思います。それまでは慎重に動きたいと考えていますので、私も含めて、組としての代表者名も伏せさせてください。それ以降でしたら、お知らせできる可能性はあります。無理を言って申しわけありませんが、よろしくお願いいたします。梅平住民----------------ここまでそこで、私(松井)は、再度次のメールを送りました。いろいろな疑問があったからです。たとえば……、・本当に住民の人だろうか・この担当者は、「PCを使えない代表者」の本当の代理人なのだろうか・外部の支援組織のようなものが活動しているのかもしれない・梅平にはどのくらいの人がいて、そのうちのどの程度を代表しているのだろうか 『那珂川町発展計画』の松井幹彦です。 返信の内容を確認しました。 それでは、私の判断として、前回と今回のメールの内容も含めて ニュースとして 公表したいと思います。それでよろしいでしょうか。返事が来ました。----------------2006/02/21 14:15松井様お世話になっております.無理を言って申しわけありませんが、よろしくお願いいたします。梅平住民----------------ここまでというわけで、これがそのPDFファイルです。----------------→ 梅平からのご報告.pdf (約1.2MB)------------------------------------------------【管理人:松井幹彦の意見】個人的には、私も処分場建設に反対しているものです。したがって、どのルートであれ、搬入路建設にも反対です。もしかしたら、このメールの主(依頼者がいるとすればその依頼者)は、「処分場建設には賛成だけれど、搬入路が自分の地区を通るのは反対だ」という立場なのかもしれません。(このチラシを良く読むと、そうとれないこともありません。)しかし、確かめようにも、責任者の名前や所在が分からないのでは確かめようがありません。私は、このニュースを、「処分場建設問題で発言するのなら、きちんと身分を明かしましょう」という提案で書きました。外部の活動家が覆面姿でリードするような問題にはしたくないと考えているからです。→ 続きは管理人のブログへ
トップページの「写メール」には自宅の周辺の写真(たとえば長屋門など)を投稿しているのですが、自宅全景の写真を掲載するのはこれが初めてだと思います。筆者は、こんな茅葺きの家に住んでいます。実際に生活に使っている茅葺きの家は少なくなっていますから、貴重な文化財産といって良いでしょう。この自宅は、ニュースとして取り上げるだけの価値があると思います。(注)とても古い家で、柱には天狗党の乱(幕末の水戸藩の争乱)で戦いがおこなわれたときの討ち入りの刀傷の補修あとがあります(霊を鎮めるためにくりぬいて杯を埋めてあるという話です−−開けてみていませんが……)。我が家では、数年前から屋根の補修をしています。写真を見ると、屋根の向こう側半分が新しいのが分かると思います。2年前には正面側を、昨年は反対の写真に写っていない側の葺き替え(とっいっても表面部分だけです)をしました。今年は、こちら側の古くなっている部分をなおします。すでに茅が運び込まれ、庭いっぱいに積み上げられています。葺き替えが始まったら、その様子などもレポートする予定です。庭に運び込まれ、積み上げられている大量のカヤカヤは、長屋門の中にも大量にストックされています。(参考)茅葺き情報ネット茅葺き促進委員会
7月10日の下野新聞に、私の自宅の漆畑が掲載されました。数年前に植えた漆が生長し、今年から採取が始まったのです。漆かきは初めてみました。初夏から、何度にも分けて、少しずつ幅を拡げてかいていきます。気の遠くなるような作業です。しかし、その痕跡は、まるで彫刻のようです。
新田舎人フォーラムでは、全国の資源保全の活動報告を募集している。選定の上 『農村地域の資源保全活動全国レポート』(下記のリンク参照)に掲載される。新田舎人フォーラムは、全国水土里ネット(全国土地改良事業団体連合会)が運営するホームページで、先にレポートした『疏水百選』などの募集もおこなっている(7月9日現在また募集を継続しているようだ)。6月15日からは、「『ふるさとの田んぼと水』子ども絵画展」の応募作品も募集している。(新田舎人フォーラムは、このサイトのリンク集にも追加する予定なので、そちらも利用してほしい。)■ 資源保全の活動報告募集■ 農村地域の資源保全活動全国レポート